えち鉄、福鉄相互乗り入れ利用状況

 通勤定期の累計有効枚数は16年度同期をやや下回る288枚だった。ただ回数券の発売枚数は168枚増の850枚となっており、両社によると会社員が通勤で回数券を利用するケースもみられる。

 福鉄の村田治夫社長は「1年目は物珍しさから共通一日フリー切符で乗る人が多かった。2年目は通勤定期がやや減ったものの、通学・通勤定期の合計が16年度同期を上回り、回数券の発売枚数も伸びた。これは日常的に電車を使う人が増えた証し」と分析する。えち鉄の豊北景一社長も「相互乗り入れ便の便利さが認知されてきた」と語る。

 大雪対策に関しては、両社と県、沿線市町は緊急時の連絡体制を強化した。両社も教訓を生かす対策を実施しており、福鉄の村田社長は「翌日の安定運行を確保するため、天気予報をにらみながら営業運転後の深夜や未明に電車を走らせて路面軌道の除雪や凍結防止に取り組んでいる」と語る。豊北社長も「行政と連携し、利用者を安全に目的地へ運びたい」としている。

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