力のこもったキャッチボールで調整する巨人の鍬原拓也=27日、川崎市のジャイアンツ球場

 プロ野球12球団は2月1日、国内外でキャンプインする。

 「どこでスタートを切っても最終的に結果を残せればいい。自分のペースで1軍にはい上がる」。巨人ドラフト1位の鍬原拓也投手(福井・北陸高出身、中央大)は上半身のコンディション不良のため、キャンプは沖縄での3軍スタートとなるが、焦りや気負いはまったくない。

 無理をせず調整している。「遅くもないし早くもない。順調にきている」と強調する。大学時代は、寒いこの時期に投げていなかった。「むしろ昨年より状態はいい。昨秋から投げていなかった分を取り戻すためにゆっくりやっているだけ」と前向きに捉えている。

 川崎市のジャイアンツ球場での合同自主トレーニングでは、約20メートルのキャッチボールから始め、徐々に強度を上げ遠投もこなすようになった。

 25日からブルペンに入り、ネットに向かいフォームを確認しながら7、8割の力で投げた。体重移動や立ち姿勢を重点的にチェック。ノックや打撃も意欲的にこなした。

 キャンプ途中からの1、2軍への合流もある。「1日からは巨人のユニホームを着て、プロとしてのスタートとなるが今年1年だけじゃない。しっかり鍛えたい」。長い投手人生を見据え、強い意志をにじませた。

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