福井―大分 第2ピリオド12分、福井の柴田北斗がシュートを決め9―2とする=横浜市のKOSE新横浜スケートセンター

 第73回国民体育大会冬季大会アイスホッケー競技会「氷闘!かながわ・よこはま冬国体」は28日、横浜市のKOSE新横浜スケートセンターなどで1回戦を行った。成年男子で初出場の福井は大分を14-2の大差で破り、2回戦に駒を進めた。

 2回戦は29日、8強入りを懸け山口と対戦する。8強入りすれば競技得点が得られ、今秋の福井国体の成績に加算される。

 ■緊張打ち消す先制点

 福井は本国体初出場とは思えない猛攻で“歴史的勝利”を成し遂げた。シュート数は大分の7本を大きく上回る64本。14得点を挙げ、攻守で大分を圧倒。初勝利をもぎとった門馬光信監督は「足もよく動いていたし、決め切れていた。満足の結果」と選手たちをたたえた。

 試合前の練習では「みんな動きがあたふたしていた」と主将のDF柴田北斗。緊張をほぐしたのは開始3分、DF飯島滉の先制シュートだった。柴田からパスを受けると、一気に加速。相手DFを抜き去りながら左サイドのフェンス際を駆け上がった。GKの左肩上に狙いを定めて放たれたパックは、一直線にゴールネットに突き刺さった。思い通りの先制点に「仕事ができたかな」と控えめに振り返り、柴田も「立ち上がりの5分が大事。あの1点は大きかった」と振り返った。

 ただ、手放しには喜んでいない。第2ピリオドでは1人少ない状態「キルプレー」になり2失点。無失点を目標としていただけに、課題も残った。次は8強を懸けた一戦。「前掛かりになりすぎていた部分もあった。失点をなくし、勝ちにこだわりたい」と指揮官。福井の歴史をさらに塗り替えるつもりだ。

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