これまで参加したランナーへの感謝を伝えたいと話した五木ひろしさん=16日、東京

 -今年は結婚30周年を迎えるなど五木さんの人生においても節目の年になる。

 芸能生活を振り返ると、よくやってこれたなと思う。「五木ひろし」になるまでは挫折や苦しさ、つらさを味わうことも多かった。人生のターニングポイントは何度もあったが、結婚と子どもの誕生は大きな出来事。成人するまで頑張っている姿を見せたい、そして今もすごいと思われる歌手でありたいという気持ちがある。子どもは自分にとっての励みになっている。

 子どもを持ったことで、親子の絆や家族への愛情を考えるようになり、自分と子どもの関係に、自分と母親の絆を重ねて考えるようになった。

 -古希を目前にしながら歌手、俳優として第一線で活躍を続けている。目標は。

 「もう70かぁ」という印象で、当たり前かもしれないけれど(五木ひろしとしてデビューした)22歳のころにはここまで続けることを想像していなかった。ファンの応援があったからこそ。今も一年一年真剣勝負をして、気や手を抜いたことはない。それが自分の誇りでもある。

 歌手として常に新しい歌を作り続けていくことが一番の目標で、10日にも新しいCDを発売したばかり。過去の栄光にすがっていてはいけない。常に最新の五木ひろしを見せようという気持ちでいれば、チャレンジするチャンスは自然と発生する。努力を積み重ねることでトップを走り続けたい。

 【美浜・五木ひろしマラソン】 地域活性化事業として1989年、初開催。風光明媚(めいび)な若狭湾国定公園の海岸沿いを走るコースが人気を集め、96年には最多の5673人が参加。県外からの出走者も多く、例年3千~4千人がエントリーしている。

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