福井県警坂井西署=福井県坂井市三国町緑ケ丘4丁目

 福井県坂井市内の70代男性が訴訟取り下げ名目で約2500万円をだまし取られた特殊詐欺事件で、県警坂井西署と県警捜査2課は25日、詐欺の疑いで東京都福生市、不動産会社アルバイト明智正樹容疑者(27)を逮捕した。

 この事件では、現金の回収役と受け子の4人が逮捕されている。同署によると、明智容疑者は、現金の送付先としてマンションの空き部屋を準備していたという。同署は、同容疑者がグループ内で資材をそろえる「道具屋」の役割を果たしていたとみている。同容疑者は「空き部屋の情報は提供したが、何の用途で使われていたかは知らなかった」と容疑を否認している。

 逮捕容疑は、明智容疑者はフィリピン国籍の男らと共謀し2017年6月29日から30日にかけ、民事裁判提起会社や弁護士をかたって男性に複数回電話。貴金属商品の購入代金が未払いになっているとした上で「裁判を取り下げるためには供託金を支払う必要がある。お金はいずれ全額返ってくる」などとうそを言い、現金200万円を東京都新宿区のマンションに送付させ、だまし取った疑い。

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