英語の授業の進め方を映像を使って学んだ研修会。教員からは「また忙しくなる」といった声も聞かれる=2017年12月28日、福井県教育総合研究所

 全国に先駆け今年4月から、福井県内の小学3年生以上で英語が導入される。県教委は民間企業と共同で教材を開発したり、オリジナルの指導案を基に、県内各地で教員対象の研修を行ったりするなど、スムーズな移行への準備に余念がない。ただ教員側からは「ただでさえ長時間労働なのに、さらに負担が増える」といった不安の声が聞こえてくる。

 ■週に1~2時間

 文部科学省の次期学習指導要領では2020年度から、小学校教育に英語が導入される。これを受け県は、18年度は6年生に英語科、3~5年生には英語活動、19年度は5~6年生に同科、3~4年生は同活動、20年度以降は19年度と同じ、とするスケジュールを示した。

 英語科は「聞く」「話す」「読む」「書く」が中心で年間70時間(週2時間)、英語活動は「聞く」「話す」で35時間(週1時間)を当てる。同活動は既に5~6年生には導入されている。

 県教委によると、授業時間は、これまでの時間割に新たに1コマ増やしたり、「総合的な学習の時間」を活用するなどして確保する。

 授業は基本的には担任が受け持つ。英語の専科教員が受け持つべきとの声もあるが、県教委は「小学校の担任はほとんどの教科を教えており、子どものいろんな面を理解している。それを生かした指導が可能」とする。

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