選手と会話をしながら体を入念にチェックする柴山沙知子さん=2017年12月、福井県坂井市の丸岡高

 福井国体に向けて盛り上がる福井県スポーツ界で、トレーナーたちの存在感が増している。3年前から各競技に専門家を置き、現在は70人が31競技93種別で活動する。体と心をサポートし、「選手の良き理解者」として競技力向上に一役買っている。

 「痛くない? ゆっくり曲げようか」。日本体育協会の認定を受けたアスレチックトレーナー(AT)の柴山沙知子さん(26)は毎月、県立丸岡高の新体操部員の体をチェックしている。1人にかける時間は約15分。膝や腰、足首と丁寧にケアしながら、楽しげな会話も弾ませる。選手は身も心も預け、すっかりリラックスした様子だ。

 柴山さんは2015年夏から同部を担当する。月に2、3度訪れ、選手の状態を指導者に伝える橋渡し役を務めてきた。昨年の愛媛国体ではチームに帯同し、サポートに奔走。川端友江監督は「選手と心を通わせている。細かく情報を教えてくれ、選手とスタッフをつなぐ大切な存在」と信頼を寄せる。

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