男児の遺体が発見された現場。奥に見えるのは新保橋=19日午後4時55分ごろ、福井県坂井市三国町新保

 19日午前9時50分ごろ、福井県坂井市三国町新保の九頭竜川の河川敷で、釣りに来ていた70代の男性が男児の遺体を見つけ、県警に届け出た。県警は、服装などから昨年12月9日から行方が分からなくなっていた同県越前市の会社員田中了士さん(30)の長男蓮ちゃん(3)とみて、DNA型鑑定をして身元の特定を急いでいる。

 捜査関係者は「遺体の状況などから事件に巻き込まれた可能性は低い」との見方を明らかにした。

 県警坂井西署によると、遺体の男児は身長約100センチで、長袖トレーナーに長ズボンを着用。2種類のラインが入ったスニーカーを履いており、当時、蓮ちゃんが履いていたものと同じメーカーという。

 県警によると、蓮ちゃんは昨年12月9日、男児の遺体が見つかった河川敷から南に約35キロ離れた越前市上太田町の駐車場から行方不明となった。

 駐車場は田中さんの勤務先に併設されている。田中さんが午後2時ごろに駐車場に車を止め、勤務先で用事を済ませて約10分後に戻ると、助手席に残していた蓮ちゃんがいなくなっていた。駐車場近くには柵のない川があり、当時、川は増水していた。

 県警は蓮ちゃんが川に転落した可能性があるとみて、周辺を捜索していた。

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