除雪作業に精を出す市民ら=13日午前、福井市

 12日から福井県内を襲った大雪を受け県は18日、庁内連絡調整会議を開いた。除雪の県予算について本年度末までに約3億円、17市町では計約15億円不足する可能性が報告された。園芸施設で、あわら、坂井、福井市など5市町にビニールハウス53棟の倒壊・部分損壊があった。

 今回の大雪に絡み、県道の除雪で除雪車やトラックなど延べ約3100台が出動(10日午前7時~18日同)し想定経費は約2億4千万円とされた。県は除雪経費として当初予算で約22億円を計上しているが、所要見込み額を約25億円とした。17市町の当初予算は計約20億円で、見込み額は35億円。

 追加の予算措置が必要なため、藤田穣副知事は19日、総務省に出向き特別交付税の措置を緊急要望する。

 大雪により、えちぜん鉄道と福井鉄道は一部区間の運転見合わせが断続的に発生。原因について▽軌道区間に消雪設備がなく、除雪車も老朽化▽踏切や軌道区間の交差点内で、除雪と自動車の上部からの落雪が圧雪となり、自動車の立ち往生などが発生―などを挙げた。

 会議には西川一誠知事や部局長らが出席した。

関連記事
あわせて読みたい