4大学の合格判定基準

 大手予備校の河合塾は18日、大学入試センター試験の自己採点・志望校データを基に、概況と合格判定基準をまとめた。全国の平均点は、文系5教科7科目が昨年より約2・9点下がり563・7点、理系5教科7科目は0・7点上昇し571・3点と分析。2018年度入試の全国的な志望学部の傾向として、「文高理低」基調が継続、学部学科によって差があり募集人員の変化に注意が必要としている。福井県内の受験生は福井大の志願者が最も多いものの、工学部前期日程で志願者数が減少する見込み。

 河合塾によると、今年のセンター試験は、国語や数学2・Bの難易度が上がり、地理歴史で点を取りやすい科目が多かったという。

 全国の志望動向をみると、文系では経済学部の人気が高く、法学部は落ち着き教育学部は志願者が減った。理系では工学部の情報分野が人気を集めた一方、医学部や農学部などは減少した。

 県内受験生が志望する国公立大は福井大、金沢大、福井県立大、富山大の順だった。

 福井大は工学部の前期日程で県内や愛知県からの出願予定者が減少、ボーダーラインが下がる可能性もある。医学科も志願者が減り、教育学部は増えた。看護学科は大幅に増加、国際地域学部は前年並みと予想した。

 県立大は看護学科で志願者数を減らしたが、2次の配点比率が高いため、他大学からの変更があり受験者が増えるとみている。敦賀市立看護大は、県外の志願者が少なく全体的に減少すると分析。金沢大は、一括入試を導入するなど募集人員や試験科目に変更があった後期日程で、文系が人気を落とした。

 大学入試センター試験は13、14の両日、全国各会場で実施され、58万2669人が志願した。河合塾は全国44万5158人、県内2895人のデータを基に分析した。

関連記事