インフルエンザの予防接種の様子

 福井県内でもインフルエンザの流行が拡大する中、県は17日、発令中の注意報を警報に切り替えた。14日までの1週間に県内32の定点医療機関を受診した患者数は1機関当たり30・59人で、前週(21・13人)の1・44倍となり、警報の基準30人を超えた。例年1月下旬から2月上旬にかけて患者数のピークを迎えるため、県内全域でさらに拡大する恐れがあり、感染予防対策の徹底を呼び掛けている。

 県健康増進課によると、14日までの1週間に県内の定点医療機関を受診した患者数は979人。9歳以下が438人で最も多く、10代も140人で、19歳以下が全体の6割を占めている。地域別の1機関当たりの患者数は丹南38・63人、福井33・27人、二州29・75人、若狭22・33人、坂井20・67人、奥越18・67人。

 全国的には2009年に新型インフルエンザとして流行したA型のウイルス検出が目立っているが、県内ではB型も多いという。

 流行拡大を受け、県は16日に庁内連絡会議を開いた。17日には関係機関に、せっけんを使った手洗いやマスク着用などの徹底を通知した。

 同課の担当者は「できるだけ人混みを避け、急な発熱やせき、のどや関節の痛みといった症状があれば早く医療機関を受診してほしい」と話している。

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