福井県内の総世帯、高齢単身世帯、高齢夫婦世帯数

 福井県の調査によると、右肩上がりを続ける高齢単身や高齢夫婦の世帯数は、昨年4月1日時点で6万9717世帯。一方、高齢者宅を訪れて状況を把握する民生委員の定数は16年12月時点で1852人。平均すると1人が37世帯を担当する計算になる。

 高齢世帯は2012年から5年間で約1万5千世帯増え、総世帯数の4分の1近くに達しているが、民生委員の定数は総世帯数に応じて決まるため、一人一人の負担は重くなっている。民生委員自体の高齢化も進んでいる。

 先の高齢夫婦のケースでは民生委員の訪問が途絶えていた。アパートがある区域を担当する女性は「かつては訪ねていたが、あるときを境に拒まれるようになった」と話す。市からは担当区域内の単身高齢世帯や高齢夫婦世帯のリストが渡されるが「すべてを回るのはとても無理。最近は80歳以上の世帯に絞って訪問するようにしていた」と打ち明ける。

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