~「ふくい四季のしあわせ綴り」とは~
福井の地で脈々と続いてきた四季折々の伝統行事、風習、食文化。何気ない日々の暮らしの中に受け継がれているコトやモノにこそ、わたしたちが「しあわせ」を感じられる理由があるのではないでしょうか。そんな「しあわせの歳事」の数々を、福井県がこのほど「ふくい四季のしあわせ綴り」としてまとめました。それらを深く知り体感すれば、この福井がもっと好きになり、さらにはそれぞれのしあわせの再発見につながることでしょう。

 「ふくい四季のしあわせ綴り」の中から、今回はこの2月に見られる主な「伝統行事」をいくつかご紹介します。ぜひ足を運んで体感してみてはいかがですか?

 

(1)「節分祭」 /2月3日 / 坂井市ほか福井県内各地

節分

季節を分けると書く節分は、それぞれ立春・立夏・立秋・立冬の前日を指します。節分祭は立春の前日である2月3日に行われる厄除け神事。かつては立春から1年が始まるとされ、年の最後の日に豆をまいて邪気をはらい、幸せを願いました。この日は、福井県内各地の寺社で豆まきが行われ、坂井市三国町の成田山福井別院でも、年男や年女らが盛大に豆や紅白餅、菓子をなどをまき、境内は福をつかもうとする多くの参拝客でにぎわいます。

【日時】2月3日
【場所】成田山 福井別院(福井県坂井市三国町緑ヶ丘4-9-10)ほか福井県内各地
【問い合わせ】成田山 福井別院 電話0776-82-5111
【詳細URL】http://www.naritasan-hokuriku.or.jp/

 

(2)「粟田部の蓬莱祀(おらいし)」/2月11日 /福井県越前市・今立地区

粟田部蓬莱祀

越前市今立地区の粟田部にある岡太神社に伝わる国選択無形民俗文化財の祭事で、現在は2月11日に行われています。由来・起源については諸説がありますが、継体天皇伝説に結び付けられ、その即位を祝って始められたとされています。住民らで作る蓬莱祀保存会が、手作りした高さ約6メートル、直径約3メートルの山車を引きながら、音頭取りや太鼓囃子とともに町内を練り歩き、五穀豊穣や無病息災を願います。

【日時】 2月11日 
【場所】 岡太神社(越前市粟田部町19-2)
【問い合わせ】蓬莱祀保存会 電話0778-42-0952
【詳細URL】http://www.oraishi.jp/

 

(3)「柴の実入れ」/2月11日 / 福井県高浜町

柴の実入れ

柴の実入れは高浜町青の青海神社で、毎年2月11日に行われる豊作祈願の神事です。氏子の男性の中から一人、持ち回りで務める「柴神主」の背中を、シバタタキ役の氏子数人が、カシとサカキの枝葉で作った柴で力いっぱい叩き叩き、1年の豊漁豊作や商売繁盛を祈ります。葉が多く落ちるほどその年は豊漁豊作になるとされます。使った柴は氏子が各地区へ持ち帰り、神棚に飾ったり田畑に立てるなどして豊作を願います。

【日時】 2月11日
【場所】 青海神社(福井県高浜町青 宮脇15-1)
【問い合わせ】青海神社 電話0720-72-0564

 

(4)「水海の田楽能舞」/2月15日 / 福井県池田町

水海の田楽能舞

国の重要無形民俗文化財である「水海の田楽能舞」は、福井県池田町水海の鵜甘神社で毎年2月15日に奉納されます。かつて鎌倉幕府の執権北条時頼が水海を訪れた際、住民が田楽を舞って歓待し、時頼がお礼に能舞を教えたことが由来とされ、田楽と能を一緒に奉納するのが特長です。氏子の舞人らは本番の2日前から社務所に寝泊まりし、当日は近くの水海川で「禊ぎ」を行います。地元の中学生らも舞台に上がり、堂々とした舞を披露します。


【日時】 2月15日 
【場所】 鵜甘神社(福井県池田町水海52-20)
【問い合わせ】いけだ農村観光協会 電話0778-44-8060
【詳細URL】https://www.e-ikeda.jp/index.html

 

(5)「だのせ祭り」/2月中旬/ 福井県敦賀市

だのせ祭り

福井県敦賀市野坂の野坂神社で、室町時代から続くとされる年頭の神事。地区の男衆と近くの男子小学生らが、田おこしや田植えなどの農作業を模した独特のひょうきんな踊りをにぎやかな掛け声とともに披露し、五穀豊穣を祈願します。大人と子どもの組に分かれ、6人一組で交互に計6回の踊りを奉納します。踊り手や観客の中から即興で「果報者」を選んで胴上げしたり、米粒をまく福男も登場します。


【日時】 2月中旬(旧暦の正月8日付近の日曜)
【場所】 野坂神社(福井県敦賀市野坂30-7)
【問い合わせ】敦賀観光案内所 電話0770-21-8686
【詳細URL】http://www.turuga.org/places/danose/danose.html

 

(6)「すりばちやいと」/2月20日 / 福井県鯖江市

すりばちやいと

鯖江市の天台宗中道院で行われる「すりばちやいと」は、参拝者がすり鉢の形をした直径約40センチの「護摩炉(ごまがま)」を頭にかぶせてもらい、モグサを焚いて無病息災や家内安全を祈る伝統行事です。平安時代に比叡山延暦寺の座主だった元三大師が鯖江に滞在中、参拝者の頭に護摩炉をかぶせてお灸をすえたところ、疫病が治まったことが由来とされています。


【日時】 2月20日
【場所】 中道院(鯖江市長泉寺町2-7-7)
【問い合わせ】中道院 電話0778-51-1870
【詳細URL】https://www.city.sabae.fukui.jp/kanko/feature/powerspot/suribachi.html

 

(7)「勝山左義長まつり」/2月最終土・日曜 / 勝山市市街地周辺

勝山左義長まつり

江戸時代から続く300年以上の歴史があり、福井県奥越地方に春を呼ぶ奇祭とされる「勝山左義長まつり」は、勝山市街地一帯で行なわれます。12区の個性あふれる櫓が街を巡り、色鮮やかな長じゅばん姿の老若男女が次々に「浮き太鼓」を披露。おどけたしぐさや身ぶりが観客を魅了します。フィナーレの「どんど焼き」では、、祭りの熱気が一帯を包みます。年々県内外からの観光客が増え、現在では市の人口の4~5倍に当たる10万人超が訪れます。

【日時】 2月24日・25日
【場所】 勝山市市街地周辺
【問い合わせ】勝山左義長まつり実行委員会(勝山市観光政策課内) 電話0779-88-8117
【詳細URL】http://www.city.katsuyama.fukui.jp/kankou/sagityo/

 

いかがでしたか? ぜひ足を運んで伝統行事の雰囲気を感じてみてください。
これらの伝統行事の詳細は、福井県のHP「ふくい四季のしあわせ綴り」で見ることができますよ。

 

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