武生郵便局(福井県越前市中央1丁目)の配達区域で、昨年秋郵便物が届かなかった問題で県警越前署は10日、郵便物を配達せずに隠し持っていたとして、郵便法違反の疑いで同局に勤める未成年の男性配達員を書類送検した。

 送検容疑は郵便物約百数十通を、市内の空き家のポストや自宅に隠した疑い。関係者によると、割り当てられて配達しなかった郵便物などは200通以上になるらしい。

 日本郵便北陸支社(金沢市)は取材に対し、男性は期間雇用社員で、現在は出勤しておらず懲戒処分を検討中と説明。問題発覚後の11月9日、武生郵便局が同署に被害届を提出したとしているが、配達員の年齢や性別、未配達の時期や郵便物の総数などは「プライバシーの問題。警察の捜査に支障が出る」として詳細を明らかにしていない。未配達の郵便物は回収し、全国の社員が配達したという。

 同局では2016年9月にも郵便物を配達せずに隠し持ったとして元期間雇用社員の男=当時(20)=が逮捕された。押収した未配達の郵便物などは1860通に上った。

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