「お詫びとお願い」などの掲示物が撤収されたジャパンライフ福井店=9日、福井市大宮2丁目

 磁気ネックレスなどの預託商法を展開し事実上倒産したジャパンライフ(東京)との契約について、福井弁護士会有志でつくる被害対策弁護団は9日、5~8日に受け付けた臨時電話相談の結果をまとめた。福井県内の相談者は54人で、会社側に支払った契約金などの返還を求める額は約16億9200万円に上った。県外からの相談も含めると72人で約29億4千万円となった。

 弁護団によると、被害を訴えた県内の相談者は大野市25人、勝山市9人、福井市9人、坂井市5人など。大半が高齢者だった。支払額は1億円以上が2人、5千万円以上が5人だった。県外の相談者には、最寄りの弁護団や弁護士を紹介した。

 ジャパンライフは福井市大宮2丁目に福井店がある。5日には「お詫びとお願い」「カウンセリング無料体験実施中」などと書かれた紙が入り口などに掲示されていたが、9日までに全て撤収された。同店の電話の自動音声によると9日は休みで、10日からは通常通りとしている。

 ジャパンライフによる預託商法は、購入した高額の磁気治療器を別の顧客にレンタルするオーナーになれば、購入額に対する年6%ほどの収入を得られる「レンタルオーナー契約」を結ぶなどの内容。

 弁護団は引き続き電話相談を受け付ける。相談は伊藤・野条法律事務所=電話0776(23)8840。

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