社会人野球で再起を期す岸本淳希投手=7日、福井県鯖江市の鯖江ボーイズ室内練習場

 中日を戦力外となった岸本淳希投手(福井・敦賀気比高出身)が社会人野球の日立製作所(茨城)に入ることが決まった。再起をかける21歳の右腕は「都市対抗大会で優勝して2年後にもう一度プロに行きたい」と語った。

 高校時代はエースとして2013年春の選抜大会4強。同年の育成ドラフト1位で中日入り。プロ3年目のオフに支配下契約を勝ち取ったが、1軍での登板がないまま、昨秋に戦力外通告を受けた。岸本は「結果が出なかったので仕方ない」と話す一方、「悔いしか残っていない」とプロ4年間を振り返る。

 昨秋にプロ12球団合同トライアウトを受験。145キロの直球とスライダーを軸に好投した。プロからの連絡はなかったが、名門の日立製作所が獲得の意思を示し、「野球を続けたい。若いのでチャンスはある」と社会人入りを決断した。

 敦賀気比高の東哲平監督からは、社会人で鍛え直して「もう一回プロに行け」と励ましを受けたという。年末年始は、中学時代に所属した鯖江ボーイズの室内練習場などで体を動かした。先発投手として期待され、「レベルアップして断トツの投球をしたい。プロの経験も無駄にはしない」と決意を新たにした。

 8日に茨城に向かい、チームに合流する。

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