川田達男セーレンCEO

 セーレン(本社福井市、川田達男CEO)は、定年後の再雇用について、年齢制限を設けず、働く意欲のある社員を雇用し続ける制度を4月から導入する。働き方改革の一環で、働き続けることに意欲的な人材がこれまでに培ってきた技能や経験を生かしたい考え。女性の活躍推進に向け、時短勤務など仕事と家庭の両立を支援する取り組みも始める。

 同社は現在、60歳を定年とし、希望すれば原則65歳を上限に再雇用している。新制度では再雇用後の年齢制限を撤廃し、社員が働き続けられる環境を整える。

 川田CEOは、5日の福井商工会議所会頭としての年頭記者会見の中で、機械化やロボット化で肉体労働が減るなど仕事の質が変わっているとし「定年後の人たちが働く場が増えてくる。会社としては、65歳や70歳になったから辞めてくださいではなく、働ける人はずっと働ける環境づくりをしていきたい」と働き方改革の推進に意欲を示した。

 女性の活躍推進では、時短勤務や転勤するかどうかを希望できるなどの制度を導入する。仕事と家事、育児、介護などとの両立を支援し、女性が働きやすい職場づくりを目指す。この制度は男性も対象。テレワーク(在宅勤務)の導入も今後検討していくという。

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