炎を上げて燃える宮地さん方=4日午後1時20分ごろ、福井市つくし野2丁目

 4日午後0時55分ごろ、福井市つくし野2丁目、無職宮地俊榮さん(85)方から出火。木造2階建て住宅約150平方メートルを全焼し、約1時間5分後に消えた。1階から男性の焼死体が見つかり、福井署は連絡が取れていない宮地さんの可能性があるとして身元の確認を進めている。

 三が日が終わったばかりの4日に起きた住宅火災に、近所の住民は「新年早々に気の毒だ」と火元の家族を思いやった。

 会社員男性(31)は「バタンバタンと大きな音がして外を見ると1階から真っ赤な炎と黒い煙が上がっていた」。別の会社員男性(61)は「正月は家族が集ってだんらんしただろうに、火事になってしまいかわいそう」と話した。

 連絡が取れていない俊榮さんはグラウンドゴルフが趣味だったが足が悪く、近年は出歩いていなかったという。グラウンドゴルフ仲間は「優しくてまじめな人」と口をそろえ、男性(77)は「近くの公園でプレーした帰りに家の前を通ると、いつも窓から顔を出してにこにこと手を振ってくれた」と話していた。

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