打撃練習で鋭いスイングをみせるDeNAの乙坂智=3日、福井市至民中

 プロ野球DeNAの乙坂智外野手が、生まれ故郷の福井市内で自主トレーニングを積んでいる。今季7年目を迎える23歳は「レギュラー獲得、打率3割が目標」と飛躍を誓う。

 2日から始動。3日は福井市至民中でランニングやキャッチボール、打撃練習に約2時間、汗を流した。ティーバッティングでは、力みのないシャープなスイングで快音を響かせる。「2月からキャンプが始まる。スイングスピード、振りの力を高めていきたい」と引き締まった表情に今季にかける思いがのぞく。

 昨季は83試合に出場、打率1割9分に終わった。ただ、ポストシーズンに入ると、阪神とのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージで代打3ランを放つなど存在感を発揮。チームの19年ぶりの日本シリーズ進出に貢献した。その後、メキシコのウインターリーグでは激しい競争の中で好成績を残して手応えをつかみ「シーズン中、もやもやしていた部分がすっきりした。開幕が楽しみ」と話す。

 福井市生まれ。小学校入学前に神奈川県に移り住んだ。近年は母親の実家のある福井市で年末年始を過ごすことが多いという。「福井は温かくて気さくな人が多くて大好き。皆さんに応援してもらえるようにもっと活躍したい。1人でも多くの方にDeNAファンになってほしい」と笑顔をみせる。

 昨季1番打者だった桑原将志や梶谷隆幸、主砲の筒香嘉智らとの外野手のレギュラー争いはし烈だ。目標達成へ「キャンプではスタートからアピールしていきたい。チームに貢献してセ・リーグ優勝、日本シリーズに出てソフトバンクにリベンジしたい」と闘志を燃やしている。

関連記事
あわせて読みたい