福井県内の過去10年の交通事故死者数

 福井県内で2017年に交通事故で亡くなったのは46人で、16年から5人減ったことが2日、県警のまとめで分かった。死者のうち65歳以上の高齢者が25人と12人減り、過去10年で2番目に少なかった。

 人身事故は1547件(300件減)、負傷者は1758人(383人減)で、ともに13年連続で減った。

 亡くなった高齢者のうち、自転車乗車中が3人と16年の13人から大きく減った。一方で、歩行中は14人と4人増え、そのうち12人が夜間にはねられた。高齢ドライバーが過失の重い第1当事者となった死亡事故は12件だった。

 自動車に乗っていて亡くなった20人のうち、シートベルト着用は5人だけだった。単独死亡事故が19件と5件増えた。オートバイの死亡事故は6件で4件増えた。飲酒運転が絡む死亡事故は7件だった。

 夜間歩行中の高齢者の死亡事故が多かったことから県警は今年、歩行者に反射材の着用、ドライバーに早めの点灯やハイビームへのこまめな切り替えの呼び掛けをさらに推進する。シートベルトの着用率が低かったことに加え、日本自動車連盟(JAF)と警察庁の調査で後部座席のシートベルト着用率が一般道で全国最下位、高速道でワースト3位だったことから、全席のベルト着用徹底も呼び掛けていく。

 今秋は福井しあわせ元気国体、福井しあわせ元気大会(全国障害者スポーツ大会=障スポ)がある。県警交通部の岩瀬繁雄管理官は「横断歩道を渡ろうとしている人がいたら車を停止するなど交通マナー向上に取り組んでほしい」と話している。

関連記事
あわせて読みたい