桐生選手が日本人初の9秒台の記録を出した福井県営陸上競技場=福井市加茂河原町上空から日本空撮・小型無人機ドローンで撮影

 福井市の福井県営陸上競技場で9月、桐生祥秀選手(東洋大4年)が男子100メートルで日本人初の9秒台(9秒98)を記録したことにちなみ、西川一誠知事は28日の定例記者会見で、同競技場に「9.98スタジアム」などの愛称を付けることを検討すると明らかにした。福井陸協など関係団体、関係者と協議し、9月の福井国体までに最終決定する。

 西川知事は「9秒98という記録が皆さんの記憶として残り、この場所が素晴らしい場所として認識されるようにしたい」と述べた。競技場壁面のデザインも同時に検討する。また、「日本初の男子100メートル9秒台記録達成の地、福井を全国にPRする」と主張。好記録が出る幸運な競技場として、各種大会や合宿の誘致にも努めるとした。

 9秒98の記録は9月9日の日本学生対校選手権男子100メートル決勝で誕生。日本勢の夢だった未知の領域に突入したことに全国が沸き、同競技場が陸上界の“聖地”になると期待されている。

関連記事
あわせて読みたい