製品化された「敦ガチャ」=28日、福井県敦賀市の市役所

 地域資源を生かした福井県敦賀市の新たな土産の開発を目指しアイデアを一般公募した「OMICON(オミコン)~つるが新おみやげコンテスト~」のグランプリ作品「敦(つる)ガチャ」が製品化され28日、敦賀市役所で披露された。

 コンテストは、アイデア考案に向け地域資源を見つめ直してもらい敦賀の活性化につなげようと敦賀青年会議所が主催、市が共催し初めて行った。市内を中心に395点のアイデアが集まり、10月に市民らの投票でグランプリ作品を決めた。

 敦ガチャは中村祐子さん(43)=同市=が考案。「ガチャガチャ」の愛称で親しまれるカプセル玩具で、敦賀を代表する赤い大鳥居とかたパン、ソースかつ丼、花換まつりの小枝の4種をフィギュアストラップにした。販売機の上には市公認キャラクターのツヌガ君、カプセル出口には敦賀ふぐが座っている。

 お披露目には関係者ら約10人が出席。渕上隆信市長が早速、敦ガチャのハンドルを回し完成した玩具のできを確認した。細部まで作り込まれたクオリティーの高さに驚いた様子で「観光客がカプセルを開けるところを想像するとわくわくする。商品化につながるとうれしい」とした。

 同会議所は公益社団法人のため、商品化を目指したいが運営、管理などの面でハードルが高いという。市や商店街など、手を挙げる事業者があればアイデアなど一式を譲渡したいと考えている。

 岩井国商理事長(39)は「予想以上の市民に参加してもらえてよかった。商品化により敦ガチャが広まり、敦賀の活性化につながれば」と話していた。

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