福井―北海道 第2セット、スパイクを放つ福井・林雅裕(中央)=大阪市中央体育館

 バレーボールのJOCジュニア五輪杯第31回全国都道府県対抗中学大会は27日、大阪市中央体育館などで男女の決勝トーナメント準々決勝までが行われ、男子の福井選抜は北海道を2―1で下し初の4強入りを果たした。28日の準決勝で広島と対戦する。

 この日3試合目の準々決勝はフルセット。福井選抜のエース林雅裕(鯖江)は足をつりながら強打を放ち続けた。マッチポイントも苦しい体勢からこん身のスパイク。ブロックアウトで福井県勢男子初の4強を決め、「最後は気持ちで乗り切った」と笑顔がはじけた。

 身長184センチ。最高到達点3メートル21から切れのあるスパイクを放つ。今夏の全国中学校体育大会(全中)で3位入賞の立役者となり、今大会も注目される選手の一人だ。

 決勝トーナメント1回戦から「一日3試合。きつい戦いだった」と林。宮城との2回戦は2セットともにジュースの大接戦を制し、連戦となった北海道との準々決勝も要所で強打を決めた。

 林が軸だが、全中でそろって3位に入った足羽の竹内慶多、漆崎敬史らチームメートが攻守に粘り強くプレーしているからこそ輝く。本人も全員バレー、チーム一丸を自覚する。

 政實伸也監督は「明るい性格で雑用も率先してやる」と頼りになる主将に信頼を寄せる。準決勝に向け、林は「全中のリベンジもある。メンバー12人全員で日本一をとりたい」ときっぱり言った。

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