◆次のネオきこりが生まれるかも?「森プレーヤーのつどい」

 最近、森を中心に活動している「森プレーヤー」が福井に増えてきているんじゃないか、との噂を聞きつけ、「森プレーヤーのつどい」なるイベントを友人と企画しました。当日は環境活動家、トレイルランニングをしている若者、「森のようちえん」と題してピクニックや雪遊びなどを楽しむ催しを開いている保育士、林業関係者など「森」をフィールドとしている方を中心に、料理人、昆虫好きの青年など約20人が鯖江に集いました。それぞれが森や山への思いや考えを話し、持ち寄ったお菓子や食事を食べながら交流会は深夜まで続きました。

山や森に対する思いを語った「森プレーヤーズのつどい」

個々が抱えている問題に対する具体的なアイデアや解決方法がその場で出たわけではありませんが、「森」を介して多様な背景を持った人たちが混ざり合うことで、各々が新たな視点を獲得しました。今回の集いで生まれた小さなつながりから、新たに動き出している人たちもいるようです。

 林業は担い手不足に加え、事実上、補助金ありきの産業であることや不在森林所有者の増加など、問題は本当に山ほどあり、現在ある事業体だけで解決することは難しいです。「山を守ろう!」「環境問題を考えよう!」と声高らかに叫んでも、日常的に森や山に関わる人が増えるとは思えません。ただ、森や山に興味がなくても、そこに会いたい仲間や友人がいれば、人は足を運ぶと思います。時間はかかっても、森や山を介したゆるいつながりが増えていけば、「ヘイヘイホー」と口ずさみながら木を切る人も出てくるのではないか―と1年前までチェーンソーを触ったこともなかった僕は思うのです。 

(筆者:ゆるパブメンバー、一般社団法人 限界集楽A43代表 久森章裕)

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