坂井平野に飛来しているマガン=25日午前9時ごろ、福井県坂井市坂井町高柳

 石川県加賀市の片野鴨池で越冬するマガンの群れが、餌を求めて県境を越え福井県坂井市の坂井平野に飛来している。冬の深まりとともに数を増し、現在は約千羽を確認。25日は同市坂井町高柳の田んぼで餌をついばむ姿が見られた。

 国の天然記念物マガンは全身が黒っぽい茶色で、頭部の先が白いのが特徴。日本野鳥の会福井県によると飛来は毎年の晩秋から冬にかけての風物詩。今年は片野鴨池に9月下旬に姿を見せ、10月下旬から坂井平野に通っている。例年に比べ1週間ほど遅いという。

 この日は一群で場所を変えては田んぼなどに降り、落ち穂などをついばんでいた。飛来のピークは例年1月下旬で、3月中旬にはロシア極東方面に飛び立つ。

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