記者会見で陳謝する櫻本宏・福井県総務部長(右)=25日、福井県庁

 今年11月9日に県人事企画課に匿名電話があり、不正受給が発覚した。県の調査に妻は「2万7千円をもらうのにこだわりがあった」、夫は「やってはいけないこととは思いながら、月々の収入の足しにしようと思った」と話しているという。夫婦は利息を含め328万6927円を全額返済した。

 県人事企画課は「県として刑事告訴は考えていない」としている。

 県は、住居手当を受給している職員約750人に対し1月中旬までに、各所属長らが家賃引き落としが確認できる通帳などの原本確認を行う。

 夫の監督責任者だった上司2人を口頭訓戒とした。県の櫻本宏総務部長は「県民の皆さまに心からおわびを申し上げる。綱紀粛正を徹底し、県民の信頼回復に努める」と話した。

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