女子美方の1区橋本はなえ(左)からたすきを受け取る2区藤井結愛=京都市内の第1中継所

 全国高校駅伝競走の男子第68回、女子第29回大会は24日、京都市西京極総合運動公園陸上競技場を発着点とする男子7区間42・195キロ、女子5区間21・0975キロのコースで行われた。福井県勢は3年連続28度目出場の男子美方が2時間9分11秒で31位。5年連続23度目の女子美方は1時間17分36秒の45位だった。都道府県予選を勝ち抜いた男女各47校が出場。男子は佐久長聖(長野)が優勝し、女子は仙台育英(宮城)が頂点に立った。

 「調子は良くて、もっといけるはずだった」。レース後、女子美方の出場メンバーで唯一の3年生、橋本はなえ主将は思わず涙を流した。1区を任され「絶対20位台でつなぎたかった」。3年連続で出場、その集大成をぶつける思いで臨んだ今回。達成感より先に悔しさがあふれ出た。

 最初はゆとりを持って入り、後半は粘ってついていく-。しかし、各校エース級の選手が集う1区。「かなりペースが速かった」と堀真浩監督。それでも前半は食らい付いたが「中盤からペースが落ちた」(橋本)。目標には及ばず44位でたすきを渡した。

 あとをつないだのは1年生4人。初めての都大路を堂々と駆け抜けた。最終5区を走った飯塚月美は「1年間引っ張ってくれた先輩のラストランを飾りたい」と、フィニッシュ後に倒れ込むほど力を出し尽くした。

 「来年こそ後悔しないようにしてほしい」と橋本。美方のたすきをつなぐレースは終わったが、来年1月には都道府県駅伝、大学でも駅伝を続けるという。「全国に出るだけでなく、結果を残せる選手に」と巻き返しを誓った。

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