関電が廃炉を決定した(右から)大飯原発1、2号機=22日、福井県おおい町大島

 ■40年超「仕方ない」

 一方で、19年に運転開始から40年を迎える古いプラントの廃炉は「仕方ない」との声も聞かれる。

 「ふるさとを守る高浜・おおいの会」のメンバーで、一貫して原発の再稼働反対を訴える同町の宮崎宗真さんは「廃炉が実現したことは素直に良かったと思うが、やはりもっと早く廃炉を進めるべきだった」と切り捨てる。地元で漁業を営む60代男性は「稼働して40年が経過したので廃炉は仕方がないこと」と話した。

 38年間、原発に依存してきた体質からどう脱却するか。

 荒木会長は「本来なら、先行して新たな産業の構築などに着手しなければいけなかった。正直甘えすぎていた」と後悔を口にした。

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