関電が廃炉を決定した(右から)大飯原発1、2号機=22日、福井県おおい町大島

 ■地域経済に影

 廃炉は地域経済に大きな影を落とす。「エネルギーの町で廃炉はどう考えても大きい打撃」と話すのは、町商工会の荒木和之会長(63)。

 関電によると、同発電所では運転中で約2千人、13カ月ごとに行われる定期検査では、最大で約4千人が原発で作業に当たる。

 大飯原発のおひざ元、同町大島で民宿を営む70代男性は「この地域一帯の民宿の宿泊客は、ほとんどが原発の作業員。ただでさえ宿泊客が減っている中、今後さらに民宿の経営は厳しくなっていくだろう」と暗い表情を浮かべた。

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