関西電力大飯原発の1号機(右)と2号機=福井県おおい町

 関西電力は22日、臨時取締役会を開き、大飯原発1、2号機(福井県おおい町)を廃炉にすることを決定した。出力100万キロワット超の大型原発の廃炉は、東京電力福島第1原発を除けば国内で初となる。

 2基は営業運転開始から40年弱が経過しており、最大60年まで運転を延長するには巨額の投資が必要になるため、関電は再稼働を断念する方針を固めていた。

 大飯1号機は1979年3月、2号機は同年12月に営業運転を開始。出力はいずれも117万5千キロワットで、2019年に稼働から40年を迎える。

 今回の2基を加えると、東日本大震災後、福島第1原発を除いて廃炉される原発は計8基で、そのうち関電は美浜原発1、2号機(美浜町)を含む4基となる。関電は残る原発の効率的な運転によって火力の燃料費を圧縮し、収支改善を進める方針だ。

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