福井県あわら市長選挙に出馬意向の中川智和氏(左)と大下重一氏

 橋本達也前市長の辞職に伴う福井県あわら市長選挙に病院院長中川智和氏(54)と、元市議会議員の大下重一氏(70)が出馬する意向を固めたことが20日、分かった。中川氏は21日、大下氏は近く会見を開き正式表明する。市選管は21日に市長選の日程を決める。

 福井新聞の取材に対し中川氏は「財政規模の拡大化などを目的に坂井市との合併を目指す。午後7時まで学校で児童を見守る体制を築き、学校から2キロ以上の児童全員がスクールバスを使えるようにする。そのために学校統合の選択肢もあり得る」と語った。前市長の施策は「良い点は継続したい」と述べた。またJR芦原温泉駅とえちぜん鉄道番田駅を結ぶ水陸両用バス運行などに意欲を示した。

 大下氏は、暮らしの充実を軸に▽人口減対策▽税収増の企業誘致・支援▽農業支援▽坂井市との広域連携▽金津、芦原の旧町名を守る-などを重点政策に挙げた。「住民の郷土愛が育てば、まちづくりの活力が生まれる」と語った。「身の丈に合ったJR芦原温泉駅周辺整備の見直しは必須」と語り、前市長の施策については、費用対効果を踏まえた上で「良い点は引き続き取り組む」とした。

 中川氏は千葉市出身。東北大卒業後、民間企業を経て米ピッツバーグ大工科大学院修了。その後福井医科大(現福井大)を卒業。県内病院勤務後、2009年から病院長。

 大下氏は同志社大卒。05年に市議会議員に初当選し1期務めた。15年の市長選に出馬したが、前市長の橋本氏に敗れた。学習塾経営、金津中同窓会前会長。

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