実戦形式でプレーの精度を高める選手たち=福井市の福井県社会福祉センター体育館

 全国障害者スポーツ大会(障スポ)個人競技の卓球は、障害の種類や程度、性別、年齢によって細かく区分され、4選手以内で構成するブロックでリーグ戦を行い順位を争う。シングルス戦のみ。1ゲーム11点、5ゲームマッチで競い合う。ルールは一般とほぼ同じだが、ラケットを持たない手がコートに触れても失点とならず、車いす使用者のサーブはボールが相手のエンドラインを通過しなければならないといった点が異なる。

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 2016年の岩手大会では全国から266人、17年の愛媛大会では262人がエントリーした。開催基準要綱で出場未経験者に配慮した選考を求めているため、さまざまなレベルとプレースタイルの選手が集まる。

 県卓球協会副会長の寺谷義博さんによると、近年は速いドライブで攻める戦法が主流で、スマッシュ並みのスピードがある「ドラッシュ」や、バックハンドで横回転をかける「チキータ」など両ハンドで巧みに打ち込む選手が多いという。相手のミスを誘うカットマンタイプは少ない。

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 来秋の福井大会に向け、県が強化選手に認定している「チームふくいアスリート」は10~70代の男女20人。4月から月2回ペースで、11月末までに計22回の強化練習を行った。カーテンを閉め切った体育館に七つの卓球台を並べ、パートナーを替えながら腕を磨いている。

 「どれだけうまくてもミスしたら負ける」(寺谷さん)と、4人のコーチの下でプレーの精度を高めている。県内では障害者の卓球大会が一つしかなく、戦術や駆け引きを学ぶ機会がないため、実戦形式の練習がメイン。

 メンバーの永下尚也選手(北陸電力)や齊藤雅之選手(県立病院)は、日本代表として活躍し、過去の障スポで金メダルを獲得、他の選手の刺激となっている。

 愛媛大会で監督を務めた森下徳行さんは、サーブから次につなげるプレーを考えるよう指導。福井大会に向けて「地元で開催されるので、多くの選手が上位に食い込み盛り上がるようにしたい」と意気込んでいる。

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