手作業で選別されていく若狭パール=18日、福井県おおい町犬見の間宮真珠

 小浜湾で育った真珠「若狭パール」の選別作業が、福井県おおい町などでピークを迎えている。各業者の作業場では、熟練の従業員が選別した上質な真珠が艶やかに輝いている。

 若狭パールはおおい町犬見や小浜市甲ケ崎の小浜湾沿いで生産されており、きめの細かさや深い光沢が特徴。

 同町犬見の間宮真珠では4~6月にかけて核入れし、青戸の入江で養殖したものなどを水揚げした。真珠の取り出しは7日から開始。18日には従業員約10人がナイフを使ってアコヤガイを開き、一つずつ真珠を取り出した。今年は年末ごろまで、1日約8千~1万個、計約17万個を採集するという。

 真珠の選別作業は11日から行われている。従業員が一粒ずつピンセットでつまみ、形や色つやなどを確認して8段階に仕分けていた。

 同社の間宮秀一社長(60)によると、10月の台風21号の影響で一部、数で打撃を受けているが、品質は例年と同様に良好という。同社は、選別した真珠をネックレスや指輪などに加工して販売するほか、全国に出荷する。

 
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