人口1人当たりの個人貸し出し冊数が5年連続日本一となった福井県立図書館=福井市

 福井県立図書館(福井市)と分館の若狭図書学習センター(福井県小浜市)を合わせた県民1人当たりの貸出冊数が、2016年度1・048冊となり、都道府県ごとの比較で5年連続日本一となったことが、公益社団法人日本図書館協会(東京)のまとめで分かった。県立図書館の担当者は「季節や話題に沿った企画を充実させたからでは」と分析している。

 同協会が発表した「都道府県図書館の統計」によると、二つの図書館の16年度の貸出冊数は計83万7891冊。県民1人あたりの冊数は15年度(1・044冊)とほぼ同じだった。都道府県の図書館で1冊を超えているのは福井のみで、2位は香川(0・947冊)、3位は鳥取(0・764冊)。

 県立図書館では、『健康づくりの秋』『白山開山1300年』といったテーマで本の特集コーナーを年間200回以上設け、高齢者向けの音読教室、親子でのワークショップなど本に親しむイベントにも積極的に取り組んでいる。同統計によると、二つの図書館を合わせた16年度入館者数は全国2位(64万7241人)だった。

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