行方が分からなくなっている田中蓮ちゃん。このフード付きジャンパーを着ていた

 ■警察犬、雨で進まず

 駐車場の南側に流れる吉野瀬川は、車からのり面まで6、7メートルほど。川に落ちた可能性もあるとみて、警察や消防は当初から流域を重点的に探索してきた。しかし、流された場合、比較的脱げやすい靴やフード付きジャンパーを含め、蓮ちゃんに結びつく物は見つかっていない。

 現場から150メートルほど下流には県の河川監視カメラが設置され、行方不明になった時間帯の1分間隔の静止画データを越前署が確認したが、手掛かりになる画像はなかった。駐車場近くの鑑識作業でも転落した痕跡などは見つかっていないという。

 110番通報を受けて間もなく、警察犬が駐車場周辺を捜したが数メートルしか進まなかった。当時降っていた雨で、においが消えたとみられる。半径1キロを対象とした聞き込みや関係者への聴き取り、約20台からデータ提供を受けた防犯カメラの映像からも有力な手掛かりは得られていない。

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