利用者の減少が続くコミュニティーバス「すまいる」=12月13日、福井市中央1丁目

 福井市内を走るコミュニティーバス「すまいる」の利用者数の減少が止まらない。2007年度の54万9122人をピークにほぼ毎年減少。16年度は43万8401人で、07年度から約11万人、20・2%減った。17年度はさらに落ち込みが激しく、福井市は11月に検討会を設置。原因調査に本腰を入れ、来秋までの対策案の具体化を目指す。

 ⇒【グラフ】「すまいる」利用者数

 13日開かれた市議会予算特別委員会で、泉和弥委員(一真会)が質問した。港道則男・商工労働部長は「根本的な見直しが必要」との見解を示した。

 「すまいる」は、市の第三セクターまちづくり福井が00年度から運行。02年度に現在の4ルート体制となった。しかし07年度以降は14年度にわずかに増えただけで、全体的には減少傾向が続く。市商工振興課によると、沿線の高齢化比率、大規模事業者や教育施設、団地の移転などを調べたが、明確な原因は把握できていない。

 ことし11月末の利用者数は27万1805人で前年同期比6・3%減となり、これまでの減少率(0~4%)を上回った。危機感を持った市は11月27日、学識経験者やバス事業、自治会関係者らで検討会を設置した。

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