福井鉄道福井駅停留場。カラフルな「フクラム」が出入りする=福井市中央1丁目

 福井鉄道福武線を軸にした交通圏にある福井市など3市3町は、北陸新幹線の福井県内延伸に向け、2次交通ネットワークの維持・強化や周遊性のある観光まちづくりを目指す地域公共交通網形成計画案をまとめた。2018年度からの5年計画で、ICカード乗車券の導入検討など64施策に取り組み、地域住民の利便性向上を目指す。

 ▽地域交通として利用したくなる▽安全安心▽車に頼り過ぎない住みやすいまちづくりや広域観光との連携▽住民、行政、事業者協働での利用促進―を目標に掲げた。

 ICカード乗車券は、JR西日本が「ICOCA(イコカ)」を18年夏に県内で導入する方針を示したことを受け、福鉄とバス事業者、県、沿線市町を実施主体に検討を始める。多額の整備費や維持費が必要で、導入の可能性や効果などを幅広く研究する。

 福武線の終点となる越前武生駅から南側約300メートル付近にJR武生駅があるため、乗り換えの利便性向上に向け、同線の延伸が可能かも研究。パークアンドライド駐車場の新増設、乗り継ぎや運賃体系の見直し、観光客をターゲットにした企画乗車券の販売も盛り込んだ。

 計画は2期目で前回策定した福井、鯖江、越前の3市と越前町に加え、池田、南越前両町が新たに参画。各市町は計画案をホームページなどで公開し、19日までパブリックコメントを募っている。

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