1日、中国の汪洋副首相(手前右)と会談する公明党の山口代表(同左)=北京(共同)

 【北京共同】中国共産党序列4位の汪洋副首相が1日、北京で公明党の山口那津男代表と会談した際、北朝鮮と「対立している」と述べたと報道されたことについて、会談内容を日本メディアに説明した公明党に対し、中国側が抗議していたことが11日、分かった。複数の日中関係筋が明らかにした。北朝鮮の反発を懸念し、発言の隠蔽を図ったとみられる。

 中国は対話を通じた北朝鮮の核・ミサイル問題解決を主張し、各国に「慎重な言動」を求めている。中国の最高指導部メンバーが中朝対立を認めたことが公になるのは異例で、発言を日本メディアに明らかにした公明党に批判の矛先を向けた形だ。

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