外遊びの合間にたき火を囲む子どもたち=福井県坂井市春江町井向

 放課後児童クラブ「子どもジャングル」(福井県坂井市春江町井向)は、自然の中で自由に遊ぶ「プレーパーク」を備えた県内でも珍しい施設だ。スケジュールは特に設けず、木登りや水遊び、虫探し、宿題、おやつタイムなど思い思いの時間を過ごす。子どもたちが自然と触れ合い、自分の責任で自由に遊ぶことで「生きる力」をはぐくみたいとする。

 子育て支援や子ども自身の「子育ち支援」に取り組む同市のNPO法人パパジャングルが2011年に設立した。月~土曜に開所。心理カウンセラーなどの資格を持つ専門スタッフがいる。市内の小学1~6年が対象で、現在は約25人が毎日利用、夏休みなどには60人以上が通ってくる。

 学校が終わり、迎えのスタッフの車でクラブに到着した子どもたち。ランドセルを下ろしてプレーパークに走る子、手作りのおやつをもらいにいく子、宿題をする子とさまざま。スタッフの膝に座り、その日あったことをあれこれと報告する姿もある。

 プレーパークには木登りにぴったりの大きな木、廃材を使ってみんなで作った遊具、たき火や水遊び用のスペースなどがずらり。「ひみつきち」「立入禁止」の手書きの看板が見え、あちこちからにぎやかな歓声が響きわたる。

 パパジャングル理事長の荒巻仁さん(47)は「大人が、子どもの力を信頼して責任と自由を与え、やりたいことを応援することが大事。▽自分を肯定する力▽チャレンジする力▽主体性▽自己決定性▽他者と調和する力▽問題解決能力-などさまざまな『生きる力』が鍛えられる」と思いを語る。

 見学はいつでも可。詳しくはパパジャングルのホームページ。

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