11月上旬に福井市内で下校中の男子児童が男に切りつけられ、けがを負ったとされた事件で福井県警は8日、発生の事実はなかったと発表した。

 県警によると、現場周辺の聞き込みや検問、防犯カメラの映像解析の結果、容疑者が浮上せず、男子児童は作り話だったと認めた。

 別の児童が不審者を見たと学校に報告したことを知り、作り話をしてしまったと説明している。襲われた際に負ったとしていた右ひじの擦り傷は、下校中に友人と遊んでいてできたらしい。深く反省しているという。

 男子児童は11月8日の下校中、全身黒ずくめの服装の男に切りつけられたと学校に電話で連絡。福井署と県警捜査1課が捜査していたほか、PTAなどが下校時の見守り活動を強化していた。

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