敦賀市役所=福井県敦賀市

 福井県敦賀市職員の残業時間で今年4~10月の間に1カ月で100時間を超えた職員が延べ37人おり、このうち1人が170時間あったことが7日開かれた敦賀市の一般質問で報告された。1カ月で60時間超えや80時間超えの残業者は減少しており、市は一層の残業時間の削減や業務の平準化などに取り組む考えを示した。

 北川博規議員(市民クラブ)の質問に答えた。

 市によると、管理職を除く正規職員の100時間超えの残業者は37人で昨年同期を10人上回った。福井国体プレ大会や衆院選などに対応したためとした。170時間となった職員は国際交流関係の部署で外国大型クルーズ客船「ダイヤモンド・プリンセス」の受け入れ関係の業務などを担当。同客船は9月に敦賀港に初寄港、10月にも寄港し、職員は準備業務などに当たった。11月の残業時間は32時間に減少しており、市は「初寄港といった特殊な要因があった」と分析している。

 一方、60時間超えの残業は、2015年同期の延べ257人から176人に減少。80時間超えは114人から78人に減少した。総残業時間は、7万7901時間で15年の7万5501時間と比べ2400時間増えたが、国体関係の残業が今年は約7千時間あり、この特殊要因がなければ約5千時間減少しているとした。

 市総務課は「ノー残業デーの厳格運用や仕事の平準化を図り、残業時間を減少させる取り組みを進めている。仕事が増加する部署については人事異動などで対応する」としている。過労死のガイドラインは発症1カ月前におおむね100時間の残業があるなどとしている。

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