SNSを悪用した犯罪に巻き込まれないよう生徒に注意点を指導した県警などの合同教室=12月1日、福井県坂井市丸岡中

 会員制交流サイト(SNS)で見知らぬ相手とやりとりし、犯罪被害に遭う子どもが増えている。中でも、相手の求めで自分の裸を撮影、送信して悪用される「自画撮り」被害が問題となっており、福井県警も今年、少なくとも3件を摘発。学校現場の危機感は高まっている。県警は携帯電話事業者と合同教室を開き「SNSを通じただけの知人は他人」と注意喚起している。

 ⇒【画像】年々増加する「自画撮り」被害

 「個人情報を載せない、書かない、送らない」

 坂井市丸岡中で今月1日に開かれた坂井署の非行防止教室で、NTTドコモの「スマホ・ケータイ安全教室」インストラクター折戸路子さんは、SNSを利用する際に注意するポイントを指摘した。

 全校生徒約600人に対し▽顔という個人情報が分かる写真の投稿や「○○駅前で…」といった書き込みで名前や住所が特定される▽写真などの個人情報はインターネット上に拡散すると半永久的に削除されない▽悪意のある相手に個人情報をつかまれると、拡散させると脅されたり、つきまとわれたりする-といった具体的な危険性も列挙。「ネット上だけの知り合いは他人と同じ」と訴えた。

 3年生のある女子生徒は、親のタブレット端末で複数のSNSを使い、顔が分かる写真を最近まで公開していた。「ネットって怖い。知らない人とはつながらないようにする」と認識を新たにした。

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