車いすに乗ったままで乗降できるUDタクシー=7日、福井市のハピリン

 車いす利用者でも高齢者でも、妊婦でも「だれもが使いやすいタクシー」としてトヨタ自動車が開発したユニバーサルデザインタクシー「JPN TAXI(ジャパンタクシー)」を、福井市の福井交通とあわら市のケイカン交通が、福井県内で初めて導入した。大型スーツケースを持って移動する訪日客の利用も見込んでいる。

 ユニバーサルデザイン(UD)タクシーは▽広い車内空間▽低い乗降口▽車いす用のスロープ▽ベビーカーなど大きな荷物が積める―など、一定の要件をクリアした車両を国土交通省が認定する。ジャパンタクシーはトヨタが22年ぶりに発売したタクシー専用車両で、福井交通が3台、ケイカン交通が2台導入した。福井、鯖江、あわら、坂井市と永平寺、越前町(旧朝日町区域)を走行する。運賃は一般のタクシーと同じ。

 県タクシー協会によると、三福タクシー(小浜市)も近く1台導入予定で、先行発売された日産自動車製も合わせて県内を走るUDタクシーは10台になるという。

 7日は、福井市のハピリンで出発式が行われた。福井交通、ケイカン交通社長の矢崎孝明・県タクシー協会長は「福井国体や新幹線延伸で福井を訪れる人のおもてなしにジャパンタクシーで貢献していきたい」とあいさつした。

関連記事
あわせて読みたい