ステンドグラスの端材などが出品されているAGERU.JPの画面。大壁社長は「県内のいろんな『あげる』が集まるサイトにしたい」と話す=福井市米松2丁目のOOKABE GLASS HD

 ガラス、鏡のインターネット販売を手掛ける「OOKABE GLASS HD」(本社福井市米松2丁目、大壁勝洋社長)は、各企業で余った商品や端材を無料、安価で消費者に提供するための仲介サイト「AGERU.JP」を立ち上げた。年明けの本格運用を目指し試験運用中で、出品企業を募っている。

 企業が余剰在庫や不用の端材をサイトに出品する仕組み。在庫管理や廃棄に掛かるコストを抑制できるほか、企業名や事業内容を消費者に発信することもできる。消費者は欲しいものを安価で購入でき、双方にメリットがあると考えた。廃棄物を減らせるという環境面の利点もある。

 金額や出品期間、受け渡し方法、支払い方法は出品者が設定。期間中に複数の希望者がいれば、出品者が提供相手を選択する。出品できるのは福井県内の法人や個人事業主。仲介手数料は1品500円。月会費5千円を払えば無料になる。消費者側は県内外を問わない。会員登録(無料)が必要。

 現在は試験運用中で、同社や賛同企業からステンドグラスの端材、アクリル板、石材などが出品されている。

 サイト名の「AGERU」は▽譲ってあげる▽貸してあげる▽教えてあげる―などさまざまな「あげる」をかけた。出品は物だけでなく、場所や空間、時間、知識、スキルなども想定している。

 大壁社長は「県内のいろんな『あげる』が集まり、都会を中心に広まっているシェアビジネスの一つとして福井に定着すれば」と話している。

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