日本海が一望でき、車が横付けできるオートキャンプ場=福井市赤坂町のガラガラ山越前水仙の里キャンプ場

 福井市ガラガラ山越前水仙の里キャンプ場(赤坂町)の入り込みが好調だ。4月のリニューアルオープンから8カ月で8500人超が利用。コテージの温泉が好評で、市の広報活動も利用増を下支えし、年間目標の1万人に順調に近づいている。利用減が見込まれる冬場に合わせ、食や宿泊の新プランを提供するなど工夫を凝らしている。

 6日に開かれた市会一般質問で、見谷喜代三議員(一真会)の質問を受け、理事者が答えた。

 同キャンプ場は1993年に開業。施設の老朽化などにより利用者数が減少したため、3億9800万円をかけ、観光誘客拠点として再整備した。車で乗り入れられる電源付きのオートキャンプ場、ドッグランを新設。コテージに温泉を引けるようにし、冬季休業(11月~3月)をやめた。

 福井和泉リゾート(大野市)が指定管理者となり4月から運営。市おもてなし観光推進課によると、11月30日までに8505人が利用。内訳は県内客4394人、県外客4111人で、夏場やゴールデンウイーク(GW)の利用が多かった。清水和英支配人は「コテージの風呂に引いた温泉が人気で、各種媒体に発信した市の広報が実を結んでいる」と分析する。

 地元越廼地区の魚介類を使ったクッキングキャンプ、有名店シェフを招いたダイニングイベントなど、特色ある催しも開催している。管理棟にはカニの水槽があり、11月からはかに鍋とコテージ宿泊のセットプランを提供。コテージ、キャンプ客を問わず、ズワイガニの蒸し鍋も用意している。

 家族での利用が多いGWや夏場に対し、秋冬は本格的なキャンプ好きの利用が見込まれる。早くも年越しキャンプの予約が相次いでいるという。巣守和義代表取締役は「どうにか1万人は達成できそう。県内では珍しい冬場にキャンプができる場所であることを、しっかりアピールしていきたい」と話している。

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