コンビニ決済を悪用した特殊詐欺の手口が福井県内で急増している。福井県警は11月下旬から今月4日までに5件の被害相談を受けており、いずれも犯人側から指定された13桁の数字を店員に告げ、レジで支払う形で現金をだまし取られている。県警は「コンビニに行けと言われたら詐欺。警察に相談を」と呼び掛けている。

 県警生活安全企画課によると、5件はいずれも架空請求詐欺で、有料サイトの未払いがあるなどとするショートメールをきっかけにした被害が3件、「総合消費料金未納に関する訴訟最終通告のお知らせ」などと書かれたはがきをきっかけにした被害が2件。

 犯人側は、メールやはがきに書かれた番号に電話してきた被害者に、法的手続きの移行阻止や訴訟の取り下げには現金の支払いが必要などとうそを言い、特定のコンビニに行って13桁の数字を店員に伝えるよう指示。レジで10万~50万円を支払わせた。被害者はすべて女性だった。

 「訴訟最終通告」などと書かれたはがきは、11月だけで159件もの相談が県警に寄せられている。4月以降に県警が確認した491件の7割以上が女性宛てで、県警が注意を促している。

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