厳しい練習メニューをこなす勝山高女子バドミントン部の選手たち=11月20日、同校

橋本博且(左)と佐伯祐行

 成年女子も自信を深める。世界ランキング2位の山口茜(福井・勝山高出身、再春館製薬所)を擁し、綿矢汐里(奥越特別支援学校教)や、山口とともに2015年の和歌山国体少年女子で優勝した西江彩花(龍谷大)、鈴木咲貴(日体大)らが候補となる。

 ただ活動拠点がそれぞれ異なることが不安要素だ。全体で練習できるのは月に1、2回ほどだが、三觜(みつはし)賢成年女子監督は「勝山高OGとして一体感はある。全員がそろうことはなかなかないが、やるしかない」と覚悟を口にする。

 ■予選突破で収穫

 少年女子は、今年の北信越国体で石川に次ぐ2位で本国体に出場。「(予選突破できたことが)大きな収穫。1、2年生はイメージをつかめただろう」と小林陽年勝山高女子監督。メンバーは、昨年の全国中学校体育大会(全中)女子複で8強だった杉本千紘(勝山高1年)が中心になりそうだ。小林監督は「全国で勝負するためにはパワーが足りない。冬にトレーニングを積み、遠征して大学などとの合同練習で感覚や戦術を鍛えたい」と意気込む。

 愛媛国体で8強入り目前で涙をのんだ少年男子は、今年出場した農口拓弥(福井工大福井高2年)、服部輝正(同)が中心。愛媛国体では優勝した熊本に敗れたが、大舞台を経験し「本人たちはいいものを得たはず」と福井工大福井高の大石宏監督。このほか上田健志郎(勝山高2年)、松村諒(同)らも含め選手選考を行っていく。

 ■結成8カ月 息ぴったり 橋本博且、佐伯祐行ペア

 ともに元日本代表の橋本博且(31)=福井運動公園事務所、熊本県出身=と佐伯祐行(30)=福井県体協、岡山県出身=の2人が福井に加わった。前衛佐伯がシャトルを沈め、相手が浮かせたところを後衛橋本が捉える-。ペアを組んで8カ月ほどだが、息はぴったりだ。

 週6日の練習をこなす。それでも実戦感覚がつかめないという。「試合経験の多い選手と対戦すると、自分たちのやりたいことをやる前にやられてしまう」と橋本。佐伯も「普段は練習できる相手が限られる。遠征などで、できるだけ多くの相手と対戦したい」とどん欲な姿勢を示す。

 今年9月の全日本社会人選手権決勝では、5月に敗れた相手を撃破し頂点に立った。「成長を実感できた。自信にもつながった」と橋本。2人は「数をこなし、モチベーションを上げていく。目標はもちろん福井国体優勝」。気の緩みは見られない。

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