福井県産スギ材をふんだんに使ったえちぜん鉄道福井駅舎2階のホーム天井と壁=4日、福井市日之出1丁目

 えちぜん鉄道の新たな福井駅舎が全容を現しつつある。東側2階の長さ約110メートルに及ぶ全面ガラス張りの外装はほぼ完成し、開放感を演出している。福井県産材をふんだんに使った内装は温かみがあり、大本山永平寺の「格天井(ごうてんじょう)」をイメージしたホーム天井には95センチ四方のスギ板仕上げのパネルが約1100枚はめ込まれている。4日、事業主体の県が現場見学会を開いた。

 新たな駅舎は、北陸新幹線福井駅部の東側に県が福井駅付近連続立体交差事業で整備している。福井しあわせ元気国体、福井しあわせ元気大会(全国障害者スポーツ大会=障スポ)開催前の来年夏ごろの供用開始を目指している。

 デザインコンセプトは「周辺と調和した人に寄り添うようなあたたかいイメージの駅舎」。JR高知駅など全国の有名な駅舎デザインを手掛けている東大名誉教授の内藤廣氏が監修した。広さは改札やコンコースなどのある1階が約1040平方メートル、2階は1面2線の島式ホームと車両を一時的に止めておく留置線部分を含め約1650平方メートル。

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