ICカード化された職員証を持つ牧野百男市長(左)とジュラカを手にする福井銀行の林正博頭取=1日、鯖江市役所(福井県)

 福井県鯖江市は1日から職員証をICカード化したのに合わせ、地域密着型の電子マネーカード「JURACA(ジュラカ)」を業務用カードとして活用できるようにした。職員証は夜間の入退庁や庁内のコピー複合機利用の管理機能を一枚に集約しており、ジュラカにも同様の機能を付加することが選択可能。職員が率先してジュラカを使いこなすことで、キャッシュレス社会実現のけん引役としての意識を高める狙い。

 職員証のスペアとして使えるほか、これまで専用カードが必要だった庁舎内のコピー複合機を使えるようにした。年度内を目標に自動販売機や市職員組合が運営する売店に電子マネーの決済端末も設け、利便性を高めていく。すでにジュラカを利用している職員にはカードに機能を追加、新規利用者にも機能付加を選択できるようにする。

 市役所で1日、発表会が開かれ、牧野百男市長が夜間通用口でジュラカによる入退出を体験し「職員が先頭に立ってキャッシュレス社会の浸透を図っていきたい」とあいさつ。福井銀行の林正博頭取は「ジュラカの使い方が広がり、より便利なカードにしたい。職員の方が便利さを体感することでキャッシュレス化が進むと確信している」と述べた。

 ジュラカは福井銀行と福井新聞社が運営・発行。nanacoとQUICPayという二つの電子マネーを搭載している。

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