越知山から望む白山連峰=2016年12月3日、福井県丹生郡越前町大谷寺の越知山神社から白山方面を撮影

 石川、岐阜両県にまたがる白山で29日、火山性地震が増加し、午前3時から7時の4時間に250回を観測した。気象庁は、火山活動がやや高まっているとして、今後の推移に注意するよう呼び掛けている。

 気象庁によると、1日当たりの地震回数が200回を超えたのは、2005年の観測開始以来、初めて。29日午前5時6分ごろには、マグニチュード(M)2・8の地震が発生し、石川県白山市白峰で震度1を観測した。

 山頂付近の状況は視界不良のため監視カメラによる観測はできていない。

 地下でのマグマの移動を示す火山性微動が観測されていないことなどから、噴火警戒レベルは1(活火山であることに留意)を維持する。白山は1500年代には複数回、噴火した記録が残っており、最後の噴火は1659年とされる。

 白山では2017年10月10日午後10時から11日午前9時までの間に129回地震を観測している。
 

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